東邦祭60周年記念

希望の朝日が差し込んでくる
「夜明け」に思いを込めて
学内・地域・社会に伝えたい

第60回東邦祭によせて

第60回東邦祭の開催を心よりお慶び申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の蔓延を受けて、昨年度に続きオンラインでの開催となりました。第60回という記念すべき今回、対面で盛大に実施できないことは、苦渋の決断であったと思います。しかし、オンラインであっても多様な臨場感溢れるプログラムが満載で、企画から準備に奔走され今日を迎えられた皆さんの努力に心より敬意を表します。

今年のテーマは、「dawn」。コロナ禍にあって、将来に不安を抱えつつも活気を取り戻しつつあり、希望の朝日が差し込んでくる「夜明け」の思いを込めたと伺っています。まだまだ感染状況は予断を許しませんが、ワクチン、抗体カクテル療法に加えて、プロテアーゼ阻害薬の治験も進行中で、この東邦祭が学内・地域・社会に「夜明け」を発信する機会となりますことを願っています。

最後に、準備段階からご支援をいただきました学内外の関係各位に深く感謝申し上げます。

学長高松 研

学長 高松 研

光は東の空より
-第60回東邦祭開催に寄せて

第60回東邦祭の開催に際し、心よりお喜びを申し上げます。

なかなか終わりが見えて来ないコロナウイルス感染症禍の下、今年の東邦祭も昨年に引き続きオンラインでの開催を決断いただいたこと、深く感謝致します。開催テーマのdawn、一寸先を闇ではなく光と捉え、ポジティブな姿勢で臨まれること、大変心強く思います。

Dawnという語はC. S. ルイスのナルニア国物語第3部のタイトル、"The Voyage of the Dawn Treader "(邦題:朝びらき丸 東の海へ)に見られます。登場人物たちが東の海へ航海に出て、様々な不思議に出会い、経験を積む物語には、非日常のもとでの開催となった東邦祭と通ずるものが多々あると思います。さらに言えば、dawnは本学校歌を締めくくる最後のフレーズ、「見よ光は東の空より」にも重なります。

Dawn、とても良いテーマを掲げられたと思っています。明けない夜はありません。

習志野地区学生部長岩室 祥一

習志野地区学生部長 岩室 祥一